ぴの Pino
Skill class
NINJA
Licence grade
SILVERLEAF
 「凝視する眼(ワッチアイズ)」のニンジャ。
 最も遅く人類圏と遭遇した宇宙人であり、しかしそれよりも遥か昔から人類の傍に居たと推測される彼らは、簡単に言うと透明人間である。
 彼ら「凝視する眼」は実体を持つがその肉体は不可視であり、唯一その眼だけがこの宇宙に存在する非常に奇妙な生物である。彼らは人類に発見されるまで何も文明らしきものも持たず、ただこの宇宙を見守るだけの存在であったが、人類圏の文明と交わることによりその不可視の肉体に可視性を与えることを覚え、人類圏に迎え入れられた。全身タイツにマスクとカツラが彼らの基本スタイルだが、ドロイドの外装を使ったりと本人の趣味によって外見は様々だ。
 肉体が不可視なこと以外は他の人類型生物とあまり変わることもない。つまり嗅いや体温などで感知する生物などにはアッサリ見つかるので、透明なニンジャとか最強ゥゥ!と調子こいていると痛い目に遭う。むしろ油断するとうっかり消えてる最中に仲間にブン殴られたりすることもある。ぴのも実はそんな一人で、なんでこんな仕事を選んでしまったのだろうと落ち込んだりする日もあるけれど、わたしは元気です。
 銀河ラジオが大好きで、統一汎銀河(G.A.M.)無線免許を持っている。不定期ながら惑星パライソ銀河ラジオ番組「窒息☆アワーんパライソレィディオ」のメインパーソナリティをやっているが、隣の星まで電波が届くのに何十年何百年もかかるのがザラな銀河ラジオなんていまどき聞いている物好きもそうそういない、っていうかヘタすると誰も聞いて可能性が高い。
 しかし、ぴの曰く何十年何百年前の電波だかわからない放送を聞くのが、たまらなくイイらしい。
 これだからマニアは困るのだ。

 NINJA 
 影に潜み、闇に生きる、隠密行動の達人。
 能力的にはスカウトを近接戦闘型に転向させた方向性で、奇襲闇討ち伏兵孔明の罠など、ぶっちゃけ卑怯な手段を専門とするスキルクラスである。
 まあ、生死に関わるよーな局面で卑怯だとかなんとか言っても意味ないので役に立てばそれでいいのだ。
 独自の肉体鍛錬法により着衣のない状態では熟練に応じて超人的な回避能力を得るが、倫理的に問題があり街中では着衣が義務付けられている。
 スカウトには及ばないものの多少の探索技能も備えているが、あまりアテにしないほうが良い。
 サムライに並ぶ必殺能力を持ち、刀や手裏剣など独特の武器を操ることができるため戦闘能力は非常に高いが、熟練には多くの経験を積まねばならない。
 人材の育成はもっぱら通信教育であり、免許皆伝認定のためには古文書を解読し忍の星にあるとされる総本山(支部)を探し出し、秘伝書を授からねばならない。なので無免許のニンジャは結構多い。